2017年1月23日月曜日

今日のレシピ - 生野菜


  少し間が開いてしまいました。今回は食べ物の話です。それも野菜、野菜を美味しく食べるための方法について述べます。

 生野菜といえばサラダ。サラダはどうも…という向きも少なくないでしょう。加熱したほうが容積が減るので食べやすい。加熱すると味も変る。断然美味しい、云々。しかし生野菜も美味しいものだし、加熱すると失われる栄養素が失われないで残るのが嬉しい。野菜サラダが食べ難い理由の一つはドレッシングにあります。野菜にかけるととても美味しいドレッシングであれば、食事時に摂る生野菜の量も増えようというもの。そこでドレッシングについて。

①玉ねぎドレッシング
              玉葱、醤油、酢、オリーブ油
玉葱を薄切りし、酢と醤油と油を同じ分量で混ぜた混合液に浸す
全体がひたひたになるように分量を考えること。塩分過多を戒める必要のある人は酢と醤油を21にしたら良いと思います。オリーブ油の分量は酢と醤油の合計量の半分ほどです。

②バルサミコ酢とオリーブ油のドレッシング
このドレッシングはどのランクのバルサミコ酢を使うかで味が決まるので、バルサミコ酢は張り込んでください。混ざり物なし(ぶどう果汁のみ)の8年物が最低でも欲しい。
野菜にバルサミコ酢をかけ、その上にオリーブ油をかけるだけです。

③ゴマポン酢とごま油のドレッシング
              野菜にゴマポン酢をかけるだけだとあまりにも平凡だし、味も普通なので、一ひねり。ポン酢とオリーブ油はドレッシングの定番の一つですが、オリーブ油では平凡だし、誰でもやっていそうなので、ごま油を用いてみました。ごま油もオリーブ油に劣らず健康によさそうで、特有の食欲を刺激する香りもあるのでどうかと思ってやってみました。この場合にはポン酢もゴマポン酢のほうがなじみが良かったように思います。ゆずポンなどではもう一つ両者の味が一つになってくれません。比較的香りが強いので、味の強い野菜を用いても良く馴染んでくれそうです。

④レモンサラダ
これはドレッシングではなく、サラダそのものです。子供が苦手とする食材を用いたものですが、多分ほとんどのお子さんが喜んで食べるので、是非食卓を飾るようにしてください。
1        材料:人参、ピーマン、セロリ、胡瓜、レモン果汁、オリーブ油、イカ薫
2        人参、胡瓜をマッチの軸の半分ほどのサイズに拍子木切り、ピーマンは縦に割って種を出し、幅1mmの薄切り、セロリも1mm程度に、イカ薫は適当な大きさに切って全部を一つの容器に入れる
3        レモン果汁(ポッカレモンなどでも可)を容器のした1cmほどになるまで注ぎいれる
4        オリーブ油をレモン汁と同じ程度の分量を目安に入れる
5        1時間ほど待てば出来上がり
このサラダはレモン汁のためかどうか、夏場に室温に放置しても半日程度で悪くなることはありません。イカのだしが出てきてとても美味しい。浸透圧のために野菜から滲んできた液体で、そのうち全体がヒタヒタになりますが、その液体も通常の野菜ジュースよりも美味しい。是非お試しください。ただし、野菜のカットサイズが大きいと味もレモン汁が野菜の抽出液と馴染んでこないのであまり美味しくなりません。