2017年9月20日水曜日

7月17日と18日の血糖値推移

 今回は近所のマザーリーフという軽食屋さんで朝食をとることにしました。ハニートーストとミニサラダですが、それだけだとどうしても野菜不足になるので、野菜ジュースを飲んでからそのお店に向かいました。野菜ジュースのカロリーが60KCalほどで、9時15分ごろそのジュースを飲み、一息ついて10時前に車に乗り込み、5分ほどでマザーリーフに到着。注文したハニートーストがテーブルにやってくるまで5分ほどを要しました。10時5分ごろからトーストを食べ始めたことになります。

 
 10時前に血糖値が上昇しているのは野菜ジュースのためでしょう。10時に少し曲線が下向きになっています。インスリンが分泌されて血糖値が下がり始めたようです。トーストによって再び血糖値が上昇、150ほどになっています。それから低下し始め、あまり間隔を開けずに食べた昼ご飯でやや上昇を見せますが、この時に摂った糖質量はわずかなものでご飯1/4膳ですので、血糖値の上がり幅もわずかなものでした。夕ご飯もわずかな糖質ですが、昼よりも上がり幅が大きい。この理由はわかりません。

 ひとつの可能性として、この日は自宅から任地まで19時前にドライブしたので、その間ほとんど体を動かすことがなく、つまりブドウ糖の消費量が極端に少ない状態になって、細胞に吸収されることのないブドウ糖が血管内に増加したと考えられないこともない、という言い訳じみた解釈が可能ですが、本当かどうかわかりません。いずれにしても私の耐糖能、膵臓からのインスリン分泌機能からすると、ご飯1/4膳程度が処理能力いっぱいと言ったところのようです。これを超えると血糖値が目標とする上限である140を超えてしまいます。

 その次、18日の血糖値はどうだったでしょうか。ご飯が1/4膳から1/3膳に増えていますが、アーモンドには糖質があまり含まれていないし、粒より野菜190mlのカロリーは70KCalほどで、でんぷん質として18g程度です。にもかかわらず血糖値は180に達しています。この血糖値の動きも解釈が難しいというか、言い逃れが難しいですね。なぜこのような動きを示すのか、解りません。お昼ご飯は朝食とほぼ同じメニューに豚もも肉のグリルが加わっており、分量的に多いのに、血糖値の上昇は目標範囲(80-140)に収まっています。この二つを比べてみると、とても説明に難儀します。

 この日の夕食は新たに同僚となった人たちの歓迎会で、様々な小皿が次から次に供され、満腹を軽く凌駕してしまいました。この時の血糖値は175前後をマークしていますが、それでも朝食後の血糖値よりも若干低いのです。このあたりの動きを見ると、訳が分からんからなるようになるさ、と居直ってしまいたいところです。私の個人的な事情ではそれでよくても、私が治療するその対象となる人にとっては、ケセラセラと言う訳にはいきません。何が原因で高血糖になるのか、どういった食生活上の注意をすればそれを回避できるのか、その辺を知ることは今の私よりもかなり差し迫った問題だからです。

 ここで初心に立ち返り、血糖値に影響を与える諸因子を考えてみることにしました。まず食事でとりこんだ糖質。これがなければ血糖値は上がり様がありません。血糖値を上げるものとしては、体の中で分泌される様々な物質(グルカゴン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、抗利尿ホルモン、副腎皮質ホルモンなど)があり、下げるものとしてはインスリンとその関連の者たちだけです。交感神経が血糖値を上げる方向に作用するはずで、そうすれば副交感神経は下げる方向で作用すると考えられます。

 食後の血糖値の推移は食後インスリンが分泌されるという事だけでなく、食後のリラックスの程度によっても修飾されるもので、食後すぐにまなじりを決して何らかの緊張を強いられる場に向かわなければならなくなったらそれは血糖値を押し上げる方向に作用するでしょう。一方、激しい運動を要求される場合にはその運動でブドウ糖を消費するので、血糖値が上がりすぎることはないと思われます。どういったときにどのような動きをするか、それを知りたいと思ったら同じような条件を何度も作り、その時の緊張の度合いとか、ストレスのかかり具合を平均化する必要があります。

 ある程度構想がまとまったら、例えば糖尿病食を数日間続けて、その間の血糖値の推移を見たり、朝食を抜いた状態で数日間過ごすなどのことが必要になります。5日間、1200Kcal/日で過ごす覚悟がついたら、もう連続血糖値測定センサーを取り付けてみたいと思っています。全身に水をかぶって神様に願掛けするといった大げさな気持ちはありませんが、5日間の間1200KCal/日で過ごすのは覚悟が必要です。そのうち、何とか年内にやってみたいと思っています。乞う!ご期待。

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